今の時期、同じ家庭内や仲間内でも、被災の程度や受け止め方の程度の差、出身地の違いなどによって、ときには大切な関係性に亀裂が入ったりしがちです。たとえば、自分の家族が被災していて、結婚相手が被災地から遠い県の出身の場合や、海外在住の日本人で国際結婚をしているような場合。自分は震災のことで頭がいっぱいになっているのに、相手が他人事のように震災についてコメントしたり、日常を楽しんでいるのを見ると腹が立ったり、「気持ちが分かってもらえない」と感じたりしがちです。
自分が災害のことで意外にダメージを受けているようだと思ったら、そのことをパートナーや仲間に伝えてサポートを受けるようにしてみてください。また、自分のパートナーがいつになくいらいらしていたり、上の空の場合には、自分への攻撃と受け取らずに、見守ったり話を聞いたり、話し合ったりするとよいかと思います。
(坂)
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