日本に一時帰国。電気のこと。

ブログを更新しなければー、と気になりながら、前回の投稿から１ヶ月以上も経ってしまいました。実は日本に仕事で一時帰国していて、昨日ロンドンに戻りました！日本では仕事の合間を縫ってたくさんの友人たちと再開を果たし、とても充実した滞在でした。
日本には去年の１１月以来の帰国でしたが、第一印象は、「町中節電しているのでからだがラク」。実はお世辞にもハイテクとは言えないロンドンの町や家に慣れた体が知らないうちに電気に敏感になっていたらしく、昨年日本に戻ったとき、実家にいても町に出ても体がなんだかぞわぞわして苦しかったのです。
今回は滞在先の実家も町も節電中。駅構内などちょっと暗めでエスカレーターなども一部止めているところも多かったです。友人たちとこのことについても話しをしましたが、誰もが「これまで要らないところにまで、電気を使いすぎてたんだよねー」と反省モード。バブル崩壊後もそれまでと同じような経済や暮らしのあり方が続くような幻想でここまで来てしまった日本。実際の電気の使用量は企業の占める割合が多いでしょうが、今回の震災、原発のことは、「ここで自分たちのあり方を根本的に見直さないと、未来はないかも」という意識が一般の人に芽生える大きなきっかけとなったようです。こんなことを書きましたが、私は必要でないところにまで電気を使うことに反対しているだけで、反テクノロジー派ではありません、念のため。
日本は今年も酷暑が予想され、早くも夏に向けての節電対策や論議がなされているようです。去年のような辛い夏となりませんように。。。と祈るばかりです。（坂）